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【MTG】今更だけど、ティボルトの計略を使った「おみくじ」デッキがムカつく!

どーも、ふいごろーです。

色々書いてるけどもっとマジックの話題を増やしていきたいなと考えており、今回は今更ですがMTGアリーナのBO1で「ティボルトの計略」を使ったデッキにあたるとマジムカつくという愚痴について書きます。ティボルトの計略にムカついてる人は是非読んで一緒に怒ってください笑

BO1を台無しにする「ティボルトの計略」の手口

ご存知ない方のためにまず「ティボルトの計略」の効果と問題のデッキ内容について説明します。

まず「ティボルトの計略」は赤色2マナの打ち消し呪文です。問題は打ち消した後の追加効果で、少し簡略化して説明しますが打ち消した呪文のオーナーは、自分のライブラリから別の呪文をマナコストを支払うことなく、唱えることができます。つまり「ティボルトの計略」で自分の呪文を打ち消せば、マナコストを踏み倒してライブラリから呪文を唱えることができるのです。

そして、自分で「石とぐろの海蛇」や「トーモッドの墓所」などの0マナ呪文を唱え、それをティボルトの計略で打ち消すことで、ライブラリから強力なクリーチャーやプレインズウォーカーを場にというのがMTGアリーナで一部の人が使用しているデッキの内容です。詰まるところ、マナコストを踏み倒して2ターン目に強力なカードをプレイし、相手に勝利しようというデッキです。

「ティボルトの計略デッキ」に当たるとムカつく理由

さてこの「ティボルトの計略デッキ」ですが、MTGアリーナのBO1にて使用する人が一定数おり、私はこのデッキと当たると非常にイライラしてしまいます。マナコストを踏み倒すのはアリでは?何が悪いの?と思う方もいるかもしれませんので、このデッキと当たるとイライラする大きな理由を2つ説明します。

イライラ要素 1. 勝敗がほぼ相手の運だけで決まるのでつまらない

イライラする最も大きな要素はここですね。2ターン目で強力なクリーチャーやプレインズウォーカーを出されるとほぼ対応手段がないため、9割方相手が勝利します。一方で相手が「ティボルトの計略」を打ち消されたり、ライブラリから0マナの呪文を唱えることになり、クリーチャーやプレインズウォーカーを出せなかった場合、相手はそれ以上の打ち手がありません。この場合は9割方こちらの勝利が決まったようなものです。後述しますが、この場合ほぼ100%相手はサレンダーするか、放置されます。

詰まるところ、これは自分が参加できないジャンケンのようなものです。相手はこちらの動きを一切気にしませんし、相手がライブラリから目当てのクリーチャー・プレインズウォーカーを唱えられるか否か?という運要素で全てが決まります。まるで「おみくじ」だと、ネットでは嫌悪する意見がみられます。勝利できる可能性はあるのでサレンダーはしたくないですが、マジックのゲームとしては全く面白くないですよね。

イライラ要素2. 勝てないと分かると放置する使い手(プレイヤー)が多い

これはプレイヤーのマナーの問題ですが、体感として特にこの「ティボルトの計略」デッキ使用者は放置する傾向にあります。先ほども述べた通り、「ティボルトの計略」を打ち消したり、出てきたクリーチャー・プレインズウォーカーを即除去することで対策も行えます。上手く対策できた場合、相手はもう1度手札に0マナ呪文と「ティボルトの計略」が揃うまで打ち手がない状態になります。このとき、即サレンダーしてくれる人と、放置する人の2択に分かれます。

完全に運で決まる勝負を持ちかけられて、相手が負けた場合でも放置して時間切れになるまで待機させられる。端的に言って、非常に不愉快ですよね。せめてマナーを守って、勝てないと思ったら即サレンダーして欲しいです。

「ティボルトの計略」対策3選

さて、この当たるとムカつく「ティボルトの計略」デッキですが、主な対策は3つです。それぞれ紹介します。

対策1. 軽量カウンターを構えて「テイボルトの計略」を打ち消す

これはシンプルですね。コントロールデッキであれば問題なく組み込めそうですが、2ターン目に打ち消せるよう1~2マナのカウンターを初期手札に構えておく必要があります。「才能の試験」を構えることができればベストで、相手の手札・ライブラリ・墓地から全ての「ティボルトの計略」を追放できるので決まれば勝利確定です。

対策2.  場に出てきたクリーチャ・プレインズウォーカーの除去手段を持つ

これもシンプルです。デッキに青色がなく、カウンターを構えられない場合は除去を構えるというのも対策の1つです。これまた軽量である必要があります。またクリーチャー・プレインズウォーカーのどちらにも対応できる除去が必要なため、カウンターに比べて難易度が上がりますね。

対策3. ライブラリから呪文を唱えられないようにする

最後の対策として、ライブラリから呪文を唱えることを封じるという手段があります。2021年9月時点のスタンダードのカードで具体例をあげると「風化したルーン石」などでしょうか。とはいえ置物という性質上、先手で出す必要があるので対策としては不十分です。

おみくじデッキはスタン落ちでもうすぐバイバイ見込み!

そんなこんなでイラつくデッキですが、打ち消す対象として使用されている0マナ呪文である「石とぐろの海蛇」「トーモッドの墓所」が2021年秋のローテーション後はスタン落ちします。打ち消し対象の新たな0マナ呪文が出てこない限りはこのデッキとはおさらばできるはずです。「ティボルトの計略」が登場した当初は、赤の打ち消しで面白そう!と思ったのですが余計な効果がついているせいで、こんなにもつまらないカードとなってしまったのは残念です。WotCには今後もっと頑張ってバランス調整してほしいですね。ではまた!

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fuigoro
ふいごトカゲが好きなふいごろーです。 趣味はMTG、投資、読書です。よろしくお願いします!