どーも、ふいごろー(@fuigoro)です。
あなたは2019年6月14日に発売予定のMTG新セット「モダンホライゾン」のプレビュー、チェックしてますか?
私はプレビューだけでは飽き足らず、早速「モダンホライゾン」を1BOX予約してしまいました。というのも、「モダンホライゾン」はスタンダードを介さずに直接モダン環境に向けて放たれるセットのため、ある程度制約から解放されておりモダンでも通用するカードが盛りだくさんです。
プレビューを眺めていると「ああ、このカード欲しいな」「ああ、こんなデッキ組んでみたいな」という気持ちがふつふつと沸いてきてしまうのです!普段からモダン環境で遊んでいる方も、スタンダード環境しか遊ばないから関係ないぜ!という人もこの「モダンホライゾン」は内容を見て欲しいセットになっています。
そこでこの記事では「モダンホライゾン」のセットで注目すべき点と、私が個人的に気になっている要素を解説します。
254枚のカードがモダン環境に投入される
まずざっくりと全体で見るとモダンホライゾンにより254枚のカードが直接モダン環境に投入される予定です。
収録されているカードの内容は「新規カード」と「レガシー・エターナルの再録カード」の2種類です。レガシーとエターナルの再録カードというのは、過去に販売されたカードではあるもののモダン枠では使用できなかったカードをモダンとして再録するということです。
つまり既にモダン環境で使用できるカードと重複するものは1枚もなく、純粋に254枚分モダン環境のカードプールが広がります。
また収録の枚数はスタンダードで発売される新セットの枚数と変わりませんが、値段はなんと2倍になっており、ブースタパックが700円、1箱の価格で約30,000円です。少しお高めなのはそれだけ価値のあるカード、そして強いカードを導入していることの裏返しですね。
部族をテーマとして多相クリーチャーが多数収録
モダンホライゾンにはスタンダードに出せない内容が盛り込まれているほか、モダンホライゾンのテーマが決まっています。それが部族です。特に過去のカードで人気が高いのはスリヴァーです。以前から再録が熱望されていたようで今回新しいデザインで多数収録されています。
また今までに収録されているカードでは枚数が少ない部族である「忍者」や、環境を問わずではポピュラーな「ゴブリン」が多数投入されます。さらに部族デッキを作る助けとして、「多相」(これを持つクリーチャーは全ての部族である)のクリーチャーも大量に収録されます。既存のモダン環境カードと合わせればかなり戦略の幅が広がったと言えるでしょう。
フルアートの氷雪土地だけでも購入の価値あり
クリーチャーや呪文カード以外で把握しておくべきはやはり土地でしょう。
モダンホライゾンでは過去にあった「氷雪土地」という土地カードが再録されます。これは雪が積もった基本土地のようなデザインの土地で、氷雪クリーチャーや氷雪パーマネントと呼ばれるカードを唱えるための氷雪マナを生み出すことができます。嬉しいのは氷雪土地カードがフルアートデザインだということです。モダンをプレイしない人でも興味があれば氷雪土地だけでも見てみてはいかがでしょうか?
コレクションに加えるのも良いですし、基本土地なら色マナも出せるので、友人と遊ぶ時にスタンダードのデッキに入れてびっくりさせるのもありですね。(※公式ルールでは多分NGなのでご注意!)
過去最強の青呪文の仲間「Force of Negation」に注目
ここからは個人的に私が注目しているカードを少しだけご紹介します。まず気になるのはなんといっても青のカードから「否定の力」です。モダンホライゾンの中でも最大級の当たりカードです。
あなたのターンでないなら、あなたはこの呪文のマナコストを支払うのではなく、あなたの手札から青のカード1枚を追放してもよい。
こちらのカードは過去に最強と呼ばれた青のカウンター呪文、「Force of Will」(意志の力)の調整版です。意志の力は打ち消しの対象に縛りがなく、クリーチャーも打ち消せます。
ピッチスペルと呼ばれ、マナを支払うことなく唱えることができます。そのため初手に引いていれば相手の初動もカウンターできてしまいますし、マナが全部寝てしまっていても手札があれば相手にカウンターが来るかも…というプレッシャーをかけることができますからね。
元となったForce of Willの方はエターナル環境のみで使用可能なので、今回収録される意志の力はモダンのコントロールデッキで必須の1枚になるでしょう。
どでかい氷雪クリーチャーカードも使ってみたい
コントロールなんてつまらない、クリーチャーで殴ってなんぼだという人にオススメしたいカードはこちら、「マリット・レイジのまどろみ」です。
エンチャントじゃん、と思った方もいるかもしれませんが、氷雪パーマネントを10個以上コントロールしている状態になったらこのカードを生贄に捧げてなんと20/20の伝説クリーチャートークンが出てくるのです。攻撃が通ったら1撃必殺ですね笑
しかも氷雪パーマネントを10個揃えるというのはそこまで難しくはなさそうなんですよ。氷雪土地で統一して入れば毎ターン土地で1つはパーマネントが増えていきますし、低マナの氷雪クリーチャーが複数いますからね。
コントロールと組み合わせて盤面を掌握できていれば6~7ターン目あたりにトークンを出して、ワンパンチでトドメを刺すのも夢ではないパワーです。青のカードとは思えないですが、ぜひ使ってみたいカードの1枚です。
すべそれ作中に出てくる「悪魔の布告」も再録!
MTGを通した青春ストーリーを描いた漫画「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」こと通称すべそれ、みなさん読んでますか?すべそれ の作中で主人公が使用する黒の呪文「悪魔の布告」もモダンホライゾンで再録されているんですよ。今まではエターナル環境で使用できなかったのですが、今回のモダンホライゾンの発売によりモダンで使用可能となります。
私がこの間手に入れたプロモ版も使い道ができたので嬉しいです!
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モダン環境には興味ない人もぜひプレビューだけでも見て欲しいなと思います。より一層盛り上がっていくMTG界で一緒に楽しみましょう!ではまた!